
去年の日本シリーズ対戦相手であるオリックスとの交流戦を控えて、塩見選手がその意気込みを語った日刊スポーツの記事にヤクルトファンがザワついています。
日刊スポーツの切り取りタイトルにちなヤク怒り
今回問題となったのは下記の記事。
「【ヤクルト】塩見泰隆、オリックスに「もう1回戦って、もう1回負かしたろう」日本シリーズ再戦」と題された日刊スポーツの記事。
リーグ戦、交流戦ともに首位を走るヤクルトの塩見が、昨年の日本シリーズの再戦となるオリックス戦を前に意気込んだ。
塩見 本当に強いチーム。投手もいいし打撃陣もすごくいい。もう1回戦って、もう1回負かしたろうという強い思いがあります。
と、相手チームもしっかりとリスペクトした上での発言なのですが、タイトルだけを見るとどこかオリックスを見下して挑発しているようなイメージも。
実際、一部オリックスファンには火をつけてしまっているようで・・・。
負かしたろだって??
今日ヤクルト製品買って帰って飲み干して差し上げるわよ??
「塩見」とか「村上」とか名前書いたろかな??
ライアン小川は愛知出身だしどうしようかな??— とこ☆ (@star04242) June 7, 2022
この日刊スポーツの記事を配信しているヤフコメには、ヤクルトファンの塩見選手を擁護するコメントが溢れました。
こういうアクセス数を狙ったタイトルをよく見ますね。
記事には、
本当に強いチーム。投手もいいし打撃陣もすごくいい。もう1回戦って、もう1回負かしたろうという強い思いがあります。
とある。
塩見は、相手を強いチームだとリスペクトしている発言と捉えますが、タイトルしか読まない方は、ほぼ誤解するでしょうね。
これに限らず、目を引くタイトルが必要なのも分かりますが、記者さんは選手との信頼関係も大事にした方が良いと思う。
タイトル同様ちょっとした言葉選び一つで選手のイメージが傷つけられてしまう。
塩見選手は相手チームを上から語るような選手じゃない。昔いた何処かの「巨人はロッテより弱い」発言のような事はヤクルト選手は一番やらない事だと思う。奢った発言が良い流れを逆に悪くすることもあり、ヒーローインタビューでも勢いに任せて横柄な物言いにならないよう気をつけて話している選手が殆ど。
オリックスは事実強いチームで、昨年ヤクルトは勝ちはしたが試合内容は接戦が多く、選手は気を引き締めてはいても決して奢った気持ちではないはず。
でも、頑張ってまた勝ちたいと言うのと、もう一回「負かしたろう」って言うのとでは響き方が違うのは確か。
言葉選びはその人間の教養と配慮の表れだとは思うけど、決して悪気と奢りはありません。
“本当に強いチーム。投手も打撃陣もすごくいい”
これを抜かしちゃだめでしょ。俺らの塩見を貶めるんじゃない!
これがあっての
”もう1回戦って、もう1回負かしたろ”になる。
塩見らしいおちゃめな文章が出来上がるじゃない。元々優等生タイプではないし、これは立派な宣戦布告!男の世界だな。
引用:yahoo!ニュース
過去には真意と異なる発言を報道されて大炎上した例も
「巨人はロッテより弱い」
1989年10月24日、プロ野球日本シリーズで巨人に3連勝した近鉄の加藤哲郎投手の発言として報道された。これに発奮した巨人はこの後、4連勝で逆転優勝。近鉄は初の日本一を逃してしまう。
試合後のインタビューなどで加藤投手は確かに「(巨人に)打たれそうな気がしなかった」「シーズン中のほうがよっぽどしんどかった」と述べていた。ただ、問題になった発言の部分は、「巨人に迫力がなかった」と加藤投手が言った後、記者に「(パ・リーグで最下位だった)ロッテよりも」と尋ねられ、「そうですね」と答えただけだった。引用:問題発言集

オールスターのファン投票でも4位に選ばれるなど注目が集まってきている塩見選手。
最近はメンタル面も強くなってきた印象ですが、元々はメンタルが弱いタイプなのでマスコミには注意してもらいたいですね。
そしてオリックスの皆さん、何卒お手柔らかにお願いします!
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