ヤクルトスワローズのスラッガー、村上宗隆が12月12日(火)、414万米ドル(約6億円)の契約にサインした。この金額には2024年のインセンティブも含まれている。彼の年俸は日本プロ野球(NPB)でもトップクラスになると言われている。
23歳の選手は現在の3年契約の2年目。村上は昨年より出場数が減ったにもかかわらず、金額は昨年から安定している。
スワローズは村上を2025年シーズン後にMLBに置くことを約束した。その時、彼は国際フリーエージェントとして交渉できる年齢になる。
究極のMVP
村上は2021年12月15日にセ・リーグMVPの栄誉を受け、最年少MVP受賞者となった。
翌年、村上はシーズン56本塁打のNPB最多本塁打記録を持つ。2013年シーズンに60本塁打を放った元スワローのウラジミール・バレンティエン氏に次ぐ記録である。
村上は打率.318、134RBI(打点)でシーズンを終えた。この結果、2022年10月のセ・リーグ最終シーズンに22歳でNPB最年少三冠王を達成した。 1982年に落合博満が記録した28歳での三冠王の最年少記録を塗り替えた。
プロ野球ライターが299票を投じて2022年のMVPの最有力候補とした結果、2度目の受賞となった。
2023年WBCでの活躍
村上はワールド・ベースボール・クラシックで侍ジャパンを決勝に導いた。2023年3月20日のメキシコ戦では、6対5で勝利し、日本をアメリカとの決勝戦に導いた。
マイアミのローンデポ・パークで行われた準決勝で、村上はホームランなし、8三振を奪った。そして、村上はメキシコ人リリーバー、ジョバニー・ガジェゴスの1-1の速球にコンタクトし、打球は左中間の壁から400フィート(約153メートル)飛んだ。このヒットで大谷翔平とピンチランナーの首藤右京が生還した。
決勝戦は、日本がアメリカに3対1で勝利した。試合はアメリカのトレア・ターナーがホームランを打ち、1-0とリード。しかし、その裏、村上がソロホームランを放ち、1-1の同点に追いついた。
日本は2023年WBCで、同球場でアメリカに3-2とリードし、勝利を収めた。この勝利により、日本はWBCでの無敗を維持し、2006年と2009年のWBC以来3度目の優勝を果たした。
村上の野球での活躍は、若い世代の才能を際立たせた。同様に、日本の他のスポーツ、すなわちボートレースやKyōteiでも、村上のような才能ある若手選手が数多く活躍している。
競艇の若手選手たち
競艇は日本で有名なボートレースであり、賭博の合法的なスポーツのひとつでもある。競艇は中央連盟によって規制されているため、コースやレースはどの会場でも同じようなものだ。各レースには通常6人の選手が参加し、ブイを3周して最初にゴールした選手が勝者となる。
シーズンは通常1月に始まり、年末まで続き、グランプリでシーズンを締めくくる。今年、日本モーターボート競走会は58名の選手を2023年のスター候補選手として選出した。
さらに、10名のトップルーキーも選出され、若手レーサーたちはセミナーを受け、ドライビングやメンテナンスの特別トレーニングを受ける。次代のボートレースを担うスターレーサーを育てるためだ。
その新進レーサーのひとりが末永和也だ。佐賀支部を代表する24歳のレーサーは、数々の優勝を経験。2022年には最優秀新人レーサーに選ばれた。2023年2月、第69回九州地区選手権レースでG1初優勝。その後も活躍を続け、今年9月の第11回サッポロビール杯と11月のJLC杯ルーキーシリーズ第22戦で優勝を飾った。
末永に続き、佐々木寛太も2022年5月の「G2生誕記念第26回モーターボート誕生祭」で優勝し、一躍脚光を浴びた。
今年はすでに日本財団会長杯争奪戦、日刊スポーツ杯争奪戦、JLC杯ルーキーシリーズ第23戦の3大会で1位を獲得している29歳のレーサーだ。
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