5chやTwitterなどで、ヤクルトに関する話題を見ているとたまに山田選手が「DHC山田」と呼ばれていることがあります。
この記事では、山田選手が「DHC山田」と呼ばれることになった所以とここ最近打率が低い不調の原因などをまとめてみました。
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ちなヤクが「DHC山田」と呼び始めた由来
「DHC山田」の意味は、割とそのままで化粧品や健康食品を販売しているDHCから来ています。
当時からCMで様々なランキングで第1位を乱発していたDHC。
このCMですね。(笑)
そして、2015年にトリプルスリーを達成した山田選手は2016年も絶好調。
6月時点での成績は打撃部門でトップタイも含む12冠を達成。
そんな山田選手の圧倒的な成績とDHCを掛け合わせて生まれたのがDHC山田哲人なのです。
それっぽくしてみた。#DHC山田哲人 pic.twitter.com/GEP2M1Di7l
— 参院選のマモノ@炎上実現党 (@mamono_jingu) June 8, 2016
今でも山田選手の調子が上がってくると、2016年前半頃の絶好調だった山田選手が戻ってきたという意味を込めて「DHC山田来日!!」などと言われたりしています。
ちなみにDHCテレビという会社の社長が山田さんと言うらしいのですが、そちらとは全く関係ありません。
山田選手の打率が低い・・・不調の原因は?
山田選手の打率は2018年に達成した3回目のトリプルスリー以来、3割を超えた年はありません。
大体2割5分~2割7分ぐらいを彷徨うことが多くなっています。
長打力は健在なので個人的にはこれぐらい打っていれば打率が低くてもいいような気もしますが、それこそDHC山田を見てきた人や、年俸を考えると物足りないと思う人も多いかもしれません。
なぜ山田選手の打率が低いのか?不調の原因として解説者などからよく挙げられている点をまとめてみました。
長打重視の打撃スタイルになっている
これまでの山田は「K%の悪化=成績の低迷」となっていた。しかし今年はK%がキャリアワーストとなりそうな勢いであるものの、打率を除くと成績の低迷は見られない。2017年と2020年は不振によるK%の悪化だったが、今年は空振りをする、あるいは三振をするリスクを承知で強振し、長打を狙うスタイルにモデルチェンジをしたのではないだろうか。
上記は2022年シーズン開幕してすぐぐらいの記事で、K%は打席数に対する三振の割合です。
この記事を書いている段階では、K%に関しては若干良化しているものの、2022年は明らかな落ちるボール球に手が出ているな~というのが個人的な印象です。
インサイドの見極め
若松氏は「まだ良くないですね」とポツリ。「インサイドの打ち方ですよね。少々のボール球でも振っちゃうんですよね。もうちょっと甘い球ならばいいんですけど、当たっても詰まったりしてしまう。今後、インサイドの見極めですよね」と指摘した。
参照:マイナビニュース
こちらは“小さな大打者”若松さんの見立てですね。
確かに山田選手の状態が良い時はインサイドを上手く捌きますよね。
ただ見極めというよりは、個人的には打ち損じが多くなった印象です。
引っ張りにかかっている
CSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた達川光男氏は「やっぱり引っ張りにかかったときはダメですね。センターに打つ感じで腰がクルッと回るときは良いんですけど、最初から下半身が開いてますよね」と、凡退した打席の映像を見て解説。
「山田が良いときはセンターのバックスクリーンにボールが飛んでいきますよ。インコースを攻められたり、厳しいボールで攻められるんですが、やっぱり基本に帰ったほうが彼は良いと思いますね」と語り、センター返し”の原点回帰が復調の近道だと指摘した。
参照:ベースボールキング
こちらは2021年シーズンに、打率が規定打席到達者の中で下から2番目になった時の解説コメントです。
この引っ張りにかかるというのは、最初の長打重視の打撃スタイルに変化しているのと被るのかなと思います。
山田選手の打撃不振については下記の記事にもまとめています。
▼関連記事▼
・山田哲人が不調で打てない…。「引退しろ!」騒動に対するちなヤクの反応まとめ
さいごに
山田選手がDHC山田と呼ばれる所以から、ここ数シーズン打率が低い不調の原因をまとめてみました。
上記以外にも、山田選手の不調は「動体視力が衰えた」「勤続疲労」「過去に受けたデッドボールの影響」といった意見もあります。
個人的には、足首の怪我が関係しているんじゃないかな~と思っています。
その影響で長打重視の打撃スタイルに変更せざるを得なくなった結果、打率が上がらなくなったのではないか?と。
2022年シーズンも最初の頃は積極的に盗塁していましたが、いつからかパタッと盗塁しなくなったのでやっぱり足首の状態が万全ではないと言いますか、もはや慢性化しているんだと思われます。
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