プロ野球中継をテレビで見る場合の選択肢として、「スカパー!」と「J:COM(ジェイコム)」は多くの人が検討していることと思います。
僕は現在はずっとスカパー!プロ野球セットに加入してプロ野球中継を見ていますが最初はやっぱりJ:COMと色々比較しましたし、実家でプロ野球を見る時はJ:COMです。
で、なんとなくスカパー!やJ:COMを契約すればプロ野球中継が見れるのはわかっているけど「何が違うの?」と思っている人は多いのではないでしょうか?
そこでプロ野球中継を見るにあたって「スカパー!」と「J:COM」の違いを下記の5つの項目で比較してみました。
- 対象エリア・条件
- 料金
- ネット視聴環境
- カスタマイズ性
これを読めば、もうプロ野球中継を見るのにスカパー!かJ:COMかで迷うことはなくなるでしょう。
「スカパー」と「J:COM」のプロ野球中継を5つの項目で比較しました!
1.対象エリア・条件で比較 | サービスに加入できる対象エリアや条件で比較しました。 |
2.料金で比較 | プロ野球全12球団公式試合が視聴可能な料金で比較しました |
3.ネット視聴環境で比較 | スマホなどネット環境を利用しての視聴方法で比較しました |
4.カスタマイズ性で比較 | オフシーズンに契約変更ができるか?などで比較しました |
上記の4つの項目で、スカパーとJ:COMのプロ野球中継を比較してみました。※上記リンクをクリックしてもらうと、知りたい比較項目がすぐに表示されます。
1.「スカパー」と「J:COM」を対象エリア・条件で比較!
スカパー!とJ:COMのどちらも、契約すれば必ず視聴できるか?と言えばそうではなくそもそも対象エリアや条件があります。
スカパー!の場合は離島以外なら大体アンテナさえ設置すれば全国的に契約できますが、J:COMはエリアが限られているのでそもそも契約できない人も出てくると思います。
スカパー!の場合は、アンテナで衛星放送の電波を受信する方法と特定の光回線(フレッツ光or光コラボレーション事業者)の契約&光回線テレビで視聴する方法があります。
アンテナは地上デジタル放送用のアンテナではなく、衛星放送のチャンネルが視聴できるBS/110度CSアンテナは必要になります。
戸建てにお住まいの方は新規に設置しなければいけない可能性が高いですが、集合住宅に住んでいる方は物件の共用アンテナとして設置されている可能性もあります。
アンテナの確認方法などは下記で詳しく解説しているので気になる方は参考にしてください。
▼関連記事▼
・自宅のアンテナがスカパー対応か確認する方法
光回線の場合は、フレッツ光やNURO光などの光回線の契約があって、光回線テレビが利用できる光エリアであれば視聴することができます。
J:COMもまずは提供エリアを確認して、住んでいる地域でJ:COMが使えるか?を調べるのが先です。
ちなみに、J:COMの場合も集合住宅にお住まいの方は物件がすでにJ:COM導入済み物件でケーブル工事の必要なくチューナー(セットトップボックス)の設置のみで視聴できる場合があります。
いずれにしても、まずはJ:COMの提供エリアや導入物件を調べてみましょう。
2.「スカパー」と「J:COM」を料金で比較!
スカパー!とJ:COMでプロ野球12球団の全試合生中継を視聴するとなると、上記のようにスカパー!は「プロ野球セット」J:COMは「スタンダードプラン」の契約をする必要があります。(共に12球団の試合が視聴できる最安値のプラン)
プロ野球中継を全試合見る料金に関して言えば、上記のようにスカパー!のほうが安いのですが「スカパー!プロ野球セット」の構成チャンネルが全12チャンネルなのに対して、「J:COMスタンダードプラン」は、衛星放送の90チャンネル以上が見放題になるのでコスパでは完全にJ:COMが上回ります。
「プロ野球だけしか見ない!」という人にとっては、視聴可能なチャンネルが増えてもあまり意味はありませんが、他にも興味のある衛星放送のチャンネルがある人にとってはJ:COMがおすすめです。
また、先程もチラッと触れましたが、集合住宅に住んでいて物件自体がJ:COM導入済み物件だとこのスタンダードプランの料金がさらに安くなる可能性があります。
実は我が家がそうだったのですが、物件によって割引される料金が違うのか?実際にJ:COMに問い合わせをしないと具体的な料金がわかりませんでした。
なので、J:COMで言うと契約した場合の具体的な視聴料金は「実際にJ:COMに問い合わせてみないとわからない」というのが正直なところです。
僕は実際に問い合わせましたが、特に面倒な勧誘やらはないので気になる方は公式ホームページからサクッと問い合わせてみてはいかがでしょうか?
「J:COMで契約したほうが安いのに、なんでスカパー!で契約してるの?」と疑問に思われた方もいると思いますが、その理由は二つあって一つは割と最近まで(実際にJ:COMに問い合わせするまで)自分の住んでいる物件がJ:COMの相対特別割引プランが適用されると知らなかったのが大きいです。
もう一つの理由は、比較項目の「カスタマイズ性」の部分に関係するので後ほど紹介します。
3.「スカパー」と「J:COM」をネット視聴環境で比較!
スカパー!とJ:COMでは、ネットを使った視聴環境はどのようになっているのでしょうか?
どちらも、サービスと契約していればインターネット環境を駆使してスマホ・タブレット・パソコン・テレビでコンテンツを視聴することができます。
スカパー!であれば「スカパー!番組配信(プロ野球セットアプリ)」J:COMであれば「J:COMオンデマンド」のサービスを利用すればインターネット環境からプロ野球中継を視聴することができます。
なので、契約をしていればインターネット環境で自宅にある他のテレビや外出的でスマホやタブレットを使ってプロ野球中継を視聴することができます。
その点で言えば、ややスカパー!のほうが条件は優しいかなと思います。
▼関連記事▼
・スカパープロ野球セットをスマホのみでも契約可能!料金や視聴方法を徹底解説!
ただ、スカパーのインターネット配信は見逃し配信はありますが、追っかけ再生に対応しているチャンネルが少ない(少なくともヤクルト主催試合のフジテレビONEにはない)ので普段からナイターを仕事終わりに追っかけ再生で視聴したい人にはJ:COMのほうがいいかもしれません。
J:COMのネット哀調環境はリモート視聴が可能で追っかけ再生にも対応しています。
4.「スカパー」と「J:COM」をカスタマイズ性で比較!
「カスタマイズ性」と小難しく言っていますが、契約に対する“縛り”みたいなものです。
例えば、プロ野球中継が見たい人にとって試合のないオフシーズンは特にBS/CS放送を見なくても平気という人もいるでしょう。
スカパー!の場合は、ネット上の手続きで契約/解約/再加入が簡単にできるのでシーズン中は契約をしてオフシーズンになったら解約したり、他のセットプランに変更することができます。
そうすれば、オフシーズンに無駄な視聴料金を払うことなく節約できます。
一方のJ:COMもテレビの契約変更が可能なのですが、長期契約サービスで割引が適用されている場合に契約変更を行うと「違約金」が発生します。
Jcomのテレビのプラン変更しようとしたら長期契約だったから2万違約金らしい、別にやめる訳じゃなくてプラン変更なだけなのに高すぎ??Jcomやめちゃおうかな
— ( °_° ) (@kunkunk) January 28, 2021
もちろん、長期契約サービスではなく通常契約であれば違約金は発生しませんが、「料金が割引になるなら」と契約時に長期契約を選択する人もたくさんいると思います。
また、J:COM自体を解約する際には撤去工事が必要になってその場合も撤去工事の内容によって撤去費が発生する可能性もあります。
なのでJ:COMでプロ野球中継を見る場合は、基本的にオフシーズンも関係なく常に契約し続けるものだと思って申し込みを検討してみるのがいいでしょう。
「スカパー」のプロ野球中継がおすすめの方はこんな人!
- 最安値でプロ野球全試合が視聴したい人
- プロ野球中継だけが視聴したい人
- J:COMの対象エリア以外に住んでいる人
- すでにBS/110度CSアンテナに対応している人
- 現在J:COM以外のネット回線を使っている人
- スマホやタブレットのみで契約したい人
「J:COM」のプロ野球中継がおすすめの方はこんな人!
- プロ野球中継以外にも見たい衛星放送チャンネルがある人
- 視聴できるチャンネルあたりのコスパを重視する人
- インターネット回線や固定電話の契約もまとめて考えている人
- J:COM導入済み物件に住んでいる人
まとめ
スカパー!とJ:COMのプロ野球中継の違いをまとめました。
「どっちがおすすめか?」よりも、自分がどちらの条件に当てはまるか?で選ぶのがいいかなと思います。
そして、条件的にはスカパー!のほうが当てはまる人が多いのではないでしょうか?
また、今回はスカパー!とJ:COMのプロ野球中継の違いを比較しましたが、スカパー!のプロ野球セットはDAZNと比較している人のほうが多いです。
スカパー!やJ:COMの視聴料金を見てもう少し安くならないの?と思った方は「【2023年プロ野球中継】スカパーとDAZNの違いを5つの項目で徹底比較!」こちらの記事も参考にしてくださいね!
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