五十嵐選手が水泳の北島選手からもらったという通称「北島ベスト」で練習する姿が「バズ・ライトイヤー」や「二宮金次郎」と話題になりましたが、さらに話題になっているのが投球パフォーマンスの向上が期待される練習アイテム、その名も“キレダス”
この記事では、そんなキレダスの特徴や過去にヤクルトの春季キャンプで導入された歴代の秘密兵器などをまとめてみました。
キレのあるボールを投げられる「キレダス(KIREDAS)」
石井投手コーチがボールのスピン量を上げる目的で、2020年春季キャンプに導入した秘密兵器がこのキレダス。
大下投手や五十嵐投手が使っている様子がスポーツ紙の記事になっていましたね。
形状は、プラスチック製の穴の開いたボールに矢が刺さっているような形。
しっかりと縦回転をかけないと飛距離が出ずにすぐに落ちたり左右に曲がったりしてしまうそうです。
実際の投げ方や使い方は記事になかったので調べてみると、Youtubeの動画がありました。
こんな風にまっすぐキレダスが飛べばいいようです。
最近できたばかりの練習アイテムみたいで、ノーマルタイプとアスリートタイプがありアスリートタイプは矢の部分が長く作られていて難易度が高くなっているようです。
ヤクルト投手陣の成績が上がればさらに注目を浴びるかもしれませんね(笑)
今のところは公式サイトの通販で予約販売をしている段階みたいですね。
キレダスの価格は3520円~4400円。
過去の春季キャンプで導入された秘密兵器や珍練習
春季キャンプでは、最新のトレーニングアイテムや珍しい練習方法が話題になりますよね。
そこでヤクルトのキャンプでこれまで導入された秘密兵器や珍練習を軽くまとめてみました。
ポータブルトラックマン
2019年に試験導入されたのがポータブルトラックマン。
広島以外のホーム球場に設置されているトラックマンの小型版で、持ち運びが可能なタイプ。
ポータブルトラックマンを使えばボールの回転数や回転軸などがわかります。
野球だけでなくゴルフでも使われているみたいですね。
それにしても価格が高い。
安いタイプでも160万円~。
MAQ(まきゅう)
ネーミングセンス的にはキレダスと同じ匂いがしますね(笑)
こちらは2017年の松山秋季キャンプで導入された秘密兵器になります。
見た目は公式球と同じですが、内部にセンサーが埋め込まれていてMAQを投げると携帯アプリで回転数を調べることができるアイテムです。
その制度は上記で紹介したトラックマンと同等の精度なんだとか。
お値段は内蔵ボールと専用充電器のセットで5万円程。
真中ベスト
秘密兵器というよりかは練習法ですが、真中監督が打撃コーチだった13年から導入されていたアイテムで重さ約5キロのベスト。
このベストを上半身に装着してティー打撃を行うことでスイングスピードを上げるのが目的。
浦添キャンプ名物となったバット投げ
暗算ティーやサンドバッグ&メトロノームなどユニークな練習を数多く取り入れてきた石井琢朗元コーチが導入したバット投げ。
ハンマー投げのようにまっすぐバットを飛ばして距離を競う早出練習の名物となっていました。
バット投げを発案した石井コーチは今シーズンから巨人のコーチになっていますが、巨人でも早速ユニークな練習を取り入れている模様です。
ちなみにヤクルトのバット投げ練習で優秀だったのは渡辺選手と奥村選手だったそう。
さいごに
ちなみに他球団が行っていたキャンプでの珍練習だと巨人の宮崎キャンプでニワトリを追いかける“地鶏トレ”や、ロッテの寝ながら風船を膨らませる“風船トレ”なんかも話題になりましたね。
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