新型コロナウイルスの感染拡大の影響でヤクルト球団からファンサービスの自粛が呼びかけられました。
ヤクルトの本拠地、神宮球場では選手とファンの距離が近いことが一つの名物となっています。
20181014神宮
ハフ、ブキャ様、カラシティー pic.twitter.com/Mx5qTSebiu— M-WAT????@開幕3連戦神宮 (@MW0222) October 14, 2018
特にクラブハウスと球場や室内練習場の動線は選手がフラッと通るのでサインやハイタッチができるポイントでもあるのですが、自粛期間中はクラブハウスから球場の移動は荒木トンネルの使用が徹底されるようです。
ヤクルトファンにはお馴染みの“荒木トンネル”ですが、この記事ではそんな荒木トンネルが作られた経緯や内部の様子、構想段階にあった“山田ロード”についてまとめてみました。
荒木トンネルとは?
1983年、甲子園で“大ちゃんフィーバー”を巻き起こした早実高・荒木大輔がヤクルトに入団。高校時代を上回るほどの人気者となり、ファンが押し寄せ、神宮球場とクラブハウス間の移動が困難となったため、地下通路・通称「荒木トンネル」がつくられた。総工費は約3000万円で、同年6月に完成。試合後に荒木がトンネルを通ってクラブハウスに戻る光景が神宮名物となった。
引用:https://www.sanspo.com/baseball/news/20151228/swa15122805040001-n3.html
元祖・甲子園のスター選手ですね。
荒木氏は2011年~2013年までヤクルトの投手コーチを務め、現在は北海道日本ハムファイターズの二軍監督兼投手コーチとなっています。
荒木氏自身は、自分が入団した時にはすでに神宮の地下通路はあったので自分のために作られたわけではないとインタビューで語っていますが、入団に合わせて作られているので荒木氏のために作られたトンネルであることは間違いないと思います。
神宮球場“荒木トンネル”の内部
神宮の荒木トンネル内部の様子は度々ネット上にアップされています。
Swallows CREW有料会員限定で行われる練習見学ツアーに参加すると一般の人でも荒木トンネルの見学ができたりするんですね。
【地下通路??通称・荒木トンネル 】#東京ヤクルトスワローズ のクラブハウス敷地内には1983年完成の球場へと通じる深さ約5m、長さ約15mの地下通路があります??
甲子園で活躍した早稲田実業・荒木大輔選手がヤクルトへ入団し熱狂的なファンから守るため作られ、現在も使用されています。#神宮球場 pic.twitter.com/KtDfigMTEh— 明治神宮野球場(公式) (@jingu_stadiumpr) July 5, 2019
ちなみにつば九郎主演のつばめ刑事でも荒木トンネルに関する話題がありましたね。
#つば九郎 、見たら死ぬと噂のドッペルゲンガーに遭遇! つば九郎、どうなっちゃうのっ? 第8話「どっぺるげんがーあらわる」(7/27 12:15~dTVチャンネル配信)の予告映像を公開!#つばめ刑事 #荒木トンネル pic.twitter.com/KLffHO6BOb
— 【公式】つばめ刑事 (@tsubadeka) July 20, 2019
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2015年に構想のあった山田ロードとは?
山田ロードとは、2015年のヤクルト優勝フィーバーによって押し寄せたファンと一定の距離感を保つために考えられたクラブハウス裏から414号線に出る抜け道です。
この抜け道はクラブハウスから室内練習場まで移動する際の安全を考慮してヤクルト球団が明治神宮外苑に提案したそうですが、現在その抜け道がどうなっているのか?はわかりません。
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