セイバーメトリクスによるデータ分析を行っているDELTAから交流戦終了後のチームUZRランキングが発表され、ヤクルトは12球団で3位となりました。
セ・リーグでは圧倒的1位です!
【1軍】2022年チームUZR 交流戦終了時点
21.4 西武
21.0 ソフトバンク
20.5 ヤクルト
18.4 楽天
6.0 広島
4.0 日本ハム
-2.6 阪神
-2.7 ロッテ
-14.9 中日
-18.7 読売
-24.6 オリックス
-27.9 DeNAhttps://t.co/rZ5XOX1Gt6
Class10以上で閲覧可— DELTAGRAPHS (@Deltagraphs) June 13, 2022
UZRとは?
UZR(Ultimate Zone Rating)とは同じ守備機会を同じ守備位置の平均的な野手が守る場合に比べてどれだけ失点を防いだかを表す守備の評価指標である。その守備位置の平均的な守備者のUZRはゼロとなり、優秀な守備者は+10や+20といった数値になる。
交流戦途中から9試合エラーなし
ここ最近では、他球団ファンからの#プロ野球申し送り事項でも守備力に触れている人が多いな~とは思っていましたが、こうして数字で見ると凄いですね。(特に二遊間)
ヤクルトさんの強さは守備がカチカチなのもあるよね。UZRがほぼ全て+。(オスナ、山田哲、村上、長岡、塩見)
— チノちゃんに叱られ隊 (@yuikaorinope) June 6, 2022
気になったので調べてみると、6月2日のロッテ戦を最後に9試合エラーなしの試合が続いていました。

試合を見ていて、中継ぎ陣の奮闘は光っていますが先発陣はそんなに完璧というわけではないし、打撃陣も勝負強さはあるものの一時のセ界の火ヤク庫と言われていた時ほど打てているわけではありませんが、何となく負ける気がしなかったのは堅実な守備力のおかげだったようです。
参考記事:ヤクルトと次の対戦相手オリックスに対するプロ野球申し送り事項まとめ
優勝した2021年のUZRは?
実は、優勝した2021年のUZRはセ球団ワーストでした。
また、守備率と失策数では阪神がリーグワースト(守備率.984、86失策)。守備面での課題を突きつけられた格好だが、指標「UZR」で見ると、リーグワーストだったのは意外にも、リーグ優勝を果たしたヤクルト。阪神の-2.4に対して、ヤクルトは-16.3と大きな差がついている。ヤクルトは守備指標に優れた選手がおらず、助っ人のオスナ、サンタナが著しく低い数字となっている。
守備力の低いサンタナ選手が抜けている状態とは言え、このUZRの良化は確実に“伸びしろ”ですね。
特に長岡選手は遊撃手として12球団2位となっています。
関連記事:【超朗報】サンタナさん、復帰間近か!?
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