ヤクルトがアルシデス・エスコバー選手の獲得を発表しましたね。
メジャーでゴールデングラブ賞を獲得したこともある守備職人と言われています。
ちなみに横浜DENAベイスターズのエスコバー投手とは親戚関係でいとこなんですね。
ヤクルトでの背番号は「2」で推定年俸は8720万円。
この記事ではそんなエスコバー選手の成績などについて紹介していきたいと思います。
エスコバー選手のメジャー時代の成績
メジャーでの成績は11年間の打撃成績は以下の通り。
・出塁率 .293
・長打率 .343
・OPS .636
・三振 776
これまでヤクルトには多くの助っ人外国人がやってきましたが、メジャーでの成績を見る限り、今までにいないタイプですね。
そして打撃成績だけを見ると物足りない印象です。
劣化版ミレッジみたいな印象ですかね。
ただ今シーズンの3Aでの成績は悪くはないので期待はしたいところです。
冒頭にもあるように、メジャーでゴールデングラブ賞を受賞したその能力を評価して、今季97失策に落ち込んだ守備のセンターライン強化と言われています。
しかし、スポーツ誌の記事を読むと下半身に全盛期のようなキレがないので守備力でも低下しているのではないかと言われています。
実際に去年のオフにFAになった際にはどの球団ともメジャー契約ができていません。
一方で明るい材料としては、神宮球場の狭さから球場補正がかかるので長打率は上がるのではないかと言われています。
守備型の助っ人として活躍した外国人助っ人は?
ヤクルトの助っ人外国人と言えば、オマリー・ペタジーニ・ホージー・ラミレス・バレンティンなど長打力のある選手の印象が強く、守備型の助っ人はパッと思い浮かびませんが他球団も含めて守備型助っ人外国人で活躍した選手をピックアップしてみました。
ロバート・ローズ(横浜)
横浜マシンガン打線の一翼を担っていたので、打のイメージが強い人も多いと思いますが、ローズが日本に来日したばかりの時は守備要員として獲得され開幕戦では犠牲バントを命じられていました。
そんなローズのメジャー時代の成績がこちら。
・出塁率 .402
・長打率 .405
・OPS .710
・三振 33
ローズの場合は肘の故障などもあって通算と言っても73試合しか出場していませんが、成績としてはエスコバー選手と近しいものを感じます。
守備でも球際が強く、スローイングは早く1998年には二塁手としてゴールデングラブ賞を受賞しています。
最終的には日本での通算打率は3割を超えているので大当たりの助っ人外国人となりました。
ルイス・クルーズ(ロッテ・巨人・楽天)
クルーズは来日1年目から内野全ポジションを守れる万能性と柔らかいグラブトスと正確なスローイングが特徴的な選手でゴールデングラブ賞も受賞しています。
そんなクルーズのメジャー時代の成績がこちら。
・出塁率 .272
・長打率 .316
・OPS .588
・三振 78
打撃成績を見る限りはエスコバー選手に限りなく近いような気がします。
エスコバー選手には足があったのでその分、打率・出塁率が若干高いかなという印象。
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まとめ
他には横浜DENAのロペス選手も守備が上手ですが、あまり“守備型”の印象がなかったので今回はメジャー時代の成績も近い2選手を紹介してみました。
実際のところどうなのか?はシーズンが始まってみないとわかりませんが、メジャー仕込みの華麗な守備が神宮で見られるのはファンとしては楽しみですね!
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