ソフトバンクで育成から自由契約になっていた長谷川宙輝選手をヤクルトが獲得しましたね。
なんかもう若い投手ってだけでヤクルトファン的には嬉しい補強です。
ちなヤク説もある長谷川宙輝選手ですが、どんな選手なのか?調べてみました。
育成選手に関する規約で自由契約選手に
日本プロ野球育成選手に関する規約の第10条では、育成選手の在籍期間に関して次のような規約があります。
育成選手として入団後 3 年間(3 シーズン)育成選手として在籍をした者が、当該球団から翌年度の支配下選手として選手契約を締結されない場合(原則として 10 月末日までにその旨本人に通告するとともに開示手続きをとる。)には、11 月末日をもって自動的に自由契約選手となる。
引用:http://jpbpa.net/up_pdf/1284364804-662377.pdf
で、ソフトバンクの秋季キャンプにも参加していた長谷川宙輝選手ですが、ソフトバンクとの育成契約を保留、退団の意志を示したことで他球団への移籍が噂されていました。
今回の発表でそれがヤクルトだと判明したわけですね。
ちなみに冒頭で紹介した長谷川宙輝選手「ちなヤク説」ですが、本人のツイッターを見ると今年の7月11日に行われた「Swallows DREAM GAME」の時に、ホワイトセルの不在を嘆いているツイートをしていることからちなヤク説が浮上したものと思われます。
長谷川宙輝選手の特徴
高校時代は都大会で1試合20奪三振を記録して「西東京のドクターK」との異名を持つ。
プロ入り後はウエートトレーニングで最速が+5キロ、平均球速が約10キロもアップ。
移籍を報じたスポーツ誌にも150キロ越左腕とあるので速球派投手であることは間違いないでしょう。
球種は縦スラ・チェンジアップ・スローカーブ・フォーシーム。
Youtubeにアップされていた長谷川宙輝選手の2018年の投球動画をいくつか見ましたが、ストレートはノビがあっていい球を投げていますね。
正直ヤクルトの左投手でこれだけノビのあるストレート投げるピッチャーはいないと思います。
スライダーのキレもありますが、いかんせん球が全体的に高いですね。
その部分のコントロールが改善されたら大化けするような気がします。
長谷川宙輝選手の成績
2018年 1勝2敗 防御率5.32
2019年 1勝2敗 防御率6.04
【3軍戦】
2018年 5勝3敗 防御率1.88
2019年 5勝3敗 防御率2.41
こうして数字だけを見ると、2軍レベルになると厳しい印象ですね。
7回1失点で勝利投手になった時のピッチング動画を見る限り、ここまで数字が悪くなるイメージが湧きませんが、WHIP1.93を見るとやっぱり安定感がないのでしょう。
ここまで見ると、若い村中選手を獲得したようなイメージですね。
ツイッターの反応を見るとソフトバンクファンからも惜しむ声が多いので期待感は高まりますね。
何より、安定のソフトバンク産です。
PICK UP!
▼合わせて読みたい▼
・ヤクルトスワローズ新入団選手2020@助っ人新外国人・ドラフト新人・自由契約獲得選手まとめ
ソフトバンクからヤクルトに移籍した投手
ソフトバンクからの移籍と聞くと個人的に期待値が高まります。
過去にソフトバンクからヤクルトに移籍した選手はこんな感じです。
・寺原 隼人選手
・五十嵐 亮太選手
・新垣 渚選手
・山中 浩史選手
五十嵐投手は元ヤクルトですが、少なくともソフトバンクで戦力外だったり、燻っていたとしてもヤクルトに来れば活躍できる可能性は十分にあると思います。
ここ5~6年なかなか芽が出ないヤクルトのドラフト投手陣よりかは期待してしまいます。
コメント