野手が点を取ると、投手が崩れ、投手が試合を作れば野手が点を取れず。
野手のミスが出れば、ミスで出たランナーをきっちりホームに返す。
投手が打席で球数を投げさせれば、野手が初球ポップフライ。
早くも、我々のよく知る近年のヤクルトスワローズが戻ってきたようです!(笑)
生え抜きかつ、ヤクルト以外の球団を経験していない選手からは“悔しさ”とか“責任感”みたいなものが全然感じ取れないのが残念ですね。
以前、すでに引退した今浪氏が2018年に書いたコラム記事で、ヤクルトの選手は悔しがるだけで「すかしている(プレーを淡々と行う)」と表現されていたが、現在はそこから悔しがることも忘れてしまっているように見えます。(一部の選手を除く)
どこか「必死で取り組むことはダサい」という若者の風潮みたいな空気を感じます。
練習しろ!とか技術がないとかそんな意味では全くなくて言葉にするのが難しいですが、青木選手から感じ取れて山田選手からは感じ取れないものですね。
とまあ愚痴はここまでにして、今日はヤクルトが現在四国アイランドリーグplusの香川に所属している元阪神の歳内投手の獲得に動いているというニュースが流れてきたのでその件についてブログを更新したいと思います。
投手タイトルを独占!!SNSでは“歳内無双”と呼ばれる
歳内投手は今シーズンの独立リーグで9試合登板で3完封を含む5勝0敗で防御率0.42の成績を残しています。
ちなみに2019年は阪神二軍で34試合登板して36イニングで防御率は4.00。
色々な記事を読む限りでは、NPB時代よりも今の状態のほうが良いとも言われていますが、こればかりは実際に一軍で投げてみないとわからないと思います。
ただ、今のヤクルト投手陣の多くは、独立リーグでもここまで抑えることはできないと思っているので期待は十分にできるでしょう(笑)
心配があるとすれば、元々抱えていると言われる右肩痛です。
現在は普通に投げられる状態とのことですが、ヤクルトの場合は投げなくても入団しただけで右肩痛が再発する可能性が考えられます。
阪神時代は中継ぎでしたが、独立リーグでの登板や右肩痛、今のヤクルト投手陣を考えると先発での起用になるでしょう。
そして今のヤクルト先発陣なら、投げられさえすればすぐに一軍での登板機会も訪れるので来月には見れると思います。
独立リーグからNPBに復帰した投手
独立リーグからNPBに復帰できた選手はこれまで8名、そのうち投手は7名。
正田 樹(ヤクルト)
金森 敬之(ロッテ)
小林 宏(西武)
藤川 球児(阪神)
岩本 輝(オリックス)
古村 徹(DeNA)
ヤクルトファンからすると、正田投手は懐かしいですね。
そして、少し残念なお知らせをすると、正田投手は2013年にヤクルトを戦力外になった後、現在も四国ILリーグの愛媛マンダリンパイレーツに所属していて2017年には最優秀防御率、昨年は4試合連続の完投もこなしています。
歳内投手の独立リーグでの成績は素晴らしいものがありますが、現38歳の正田投手でも3年前最優秀防御率と取れるぐらい投げられるのが独立リーグでもあります。
上記の選手を見ても、藤川投手は他の選手と事情&状況が異なるので過度な期待も禁物です。
開幕から2ヶ月でここまで崩壊するとは・・・
とは言うものの、ヤクルトファンとしては歳内投手には大きな期待をしてしまいますね!
この状況になると、試合に出ていない選手の評価がグングン上がっていくのもヤクルト名物です(笑)
それにしてもコロナの影響などがあったとは言っても、開幕から約二か月で独立リーグから血眼になって投手を取ってくるこの編成は一体何をしているのでしょうか?
投手再建は簡単ではないと思いますが、現状で去年よりも投手成績が悪いあたり、監督やコーチ陣の経験不足な感じも否めません。
まあ1年目の監督なので仕方ないのかもしれませんが、せめて来季に繋がる希望だけは見せて欲しいですね。
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