ヤクルトを退団して自由契約となっていたデービット・ブキャナン選手が韓国プロ野球サムスン・ライオンズに入団したことが発表されました。
年俸は60万ドルで契約金や出来高を含めると総額85万ドルでの契約。
自由契約になった当初はイニングを食える先発ピッチャーとしてNPBで争奪戦になると言われていましたが、結局はNPBでもMLBでもなくKBO入りとなりました。
ブキャナン自身も言っていましたが、ハフ選手の後押しなどもあったのでしょう。
正直、年俸約6600万円程度ならスワローズも残留させる手もあったと思うのですが、ヤクルト交渉時にはまた条件も違っていたんでしょうね。
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サムスンでもすでにファンに受け入れられている模様
ブキャナン選手と言えば、ファンを大事にすることで有名です。
神宮球場周辺でよく目撃されていて、サインや写真にも気軽に応じてくれます。
??スタジアムから歩いて帰るブキャナンが快くセルフィーに応えてくれたのが想い出される。ゾロゾロ付いていくファンに携帯の待ち受け、生まれたばかりのブラッドリー君の画像を見せてくれたり…この球団に似合う投手、この球団を担う選手だと思ってたよ…。淋しいなぁ。
#swallows
#ブキャナン pic.twitter.com/a1LHZN2e9g— 池田なみ子 (@namirock1017) December 14, 2019
この公式Youtubeの中でも以下のようにコメントしています。
「ファンとつながりを持つこと、そして交流することは、私の中でも非常に誇りに思っています。それが野球の一番大事な部分で、選手たちがプレーする理由は“ファン”にあるのです。彼らの存在なしに、私たちの仕事は成り立ちません。私自身、本当に(ファンとの交流を)楽しんでいます」
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00663846-fullcount-base
さらにこの動画にはサムスンファンの好意的なコメントが多数寄せられています。
ただ韓国は日本のファンと違って仮に99人にサインをして1人できなかった場合でもネットに悪質な書き込みをされるから公式のインタビューでファンサービスに熱心だと語ることは墓穴を掘ってしまうみたいなコメントもありましたね。
打たせても取れなかったヤクルトの守備
もう一つ動画で気になったのが以下のコメント。
(KBOは)守備が非常に良いと、たくさんの選手から聞いています。彼らがバックで守ってくれながらプレーするのが楽しみです。私は守備の力を必要とする投手なので、私を援護してくれる良い守備を見せてくれることにワクワクしています。選手たちがどんなプレーをし、彼らのプレーする姿を楽しみにしています
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00663846-fullcount-base
ブキャナン選手が打たせて取るピッチャーなのはヤクルトファンなら知っての通り。
そして、昨年のヤクルトの内野守備がボロボロだったのもご存知の通り(笑)
特にここ数年はセカンド以外の守備は見ていて安心できるものではありませんでした。
おそらく守備が良ければ各年0.5~1点ぐらい防御率が違ったのでは?と思われます。
もう一つ、ブキャナン選手の場合打線とのかみ合わせもあまりよくなかったように思います。抑えれば打線が打てず、打線が打てば抑えられずみたいな。
ただ、ヤクルトの守備を考慮してか年俸を見ると数字以上に評価はされていたと思います。
自分は韓国プロ野球を全く知らないですが、ブキャナン選手がいう通り守備が良ければ飛躍的に成績を伸ばすかもしれないですね。
2月には春季キャンプでヤクルトと対戦も!
ブキャナン選手が契約したサムスン・ライオンズは毎年沖縄の恩納村で秋季キャンプと春季キャンプを行っています。
2019年の秋季キャンプは日韓関係の悪化によって中止になっていましたが、2020年の春季キャンプは実施するようです。
そこで、サムスン・ライオンズの2020年春季キャンプのスケジュールを公式ホームページで確認してみたところ、2月12日にアウェーでのヤクルト戦が組まれています。
ヤクルトの春季キャンプスケジュールはまだ発表されていませんが、おそらく浦添市民球場で練習試合が行われるものと思います。
練習試合なのでテレビ放送はありませんが、浦添配信なら見れるでしょう。
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まあブキャナン選手が投げるかはわかりませんが、春季キャンプでの注目の一戦となりそうですね。
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